亡国の世迷言 マラゴニア王国

マラゴニア王国は架空の国。マラカスの妖精マラゴンが治めている。

自立と依存

『自立とは何か』こう検索を掛けると、Cadotと言うサイトが見つかる。

ここで自立と依存の仕組みを独自の視点で解説されているのだが、これがなかなか鋭い。

私は話題になっている事を知らなかったのだが、人伝てに聞いて知る事となった。

私の思っていた事を的確に解り易く書いてくれているので、是非参考にされたい。

私からも重複するが、改めて自立と依存の仕組みを書いてみようと思う。

結論から言うと、人は何かに依存しないと生きては行けない。

つまり依存しない状態と言うのは、有り得ないのだ。

その前提がある上で自立していると言える状態になれるのは、ある種の錯覚を体現出来るかに依る。

つまり依存しているのだが、ある特定の人物や事柄に依存している状態が短い場合、当然それに対する依存は少なくなる。

結果それに依存しているとは、見えなくなる。この状態を、自立と呼ぶのである。

最もそれを実現するには、依存先を次々に移って行く必要がある。

依存先の数がたくさんあり、早いスパンで渡り歩く人が自立している人と見られるのだ。

いわゆる依存症と病扱いされる現象は、この定義で言いはめると、依存しているのが特定の何かに限定してしまっている事になる。

頼れる人、場所、システムそう言うのを複数持てるよう努める事が、自立へ向けた一歩になる。