亡国の世迷言 マラゴニア王国

マラゴニア王国は架空の国。マラカスの妖精マラゴンが治めている。

ワクワクする事がないって?

ワクワクする事をしようと言われても、ワクワクする事が思い付かないとか、わからないとかそんな話しをよく聞く。

案外今それをしているのだけれど、それがワクワクだと気が付いていない場合だってあるかも知れない。

仕事の合間に飲むお茶だったり、携帯ゲームだったり。

気分転換に何かをする事だって、充分ワクワクだったりするのだ。

きっとワクワクと聞いて壮大な心踊る様な事を想像しているかも知れないが、まずはこんな小さな楽しみでも改めて注意深く診てみるとワクワクだと言う事に気付こう。

しかしそれですらマンネリ化してると思うなら、お茶の種類を変えるなり、違うゲームをダウンロードするなり変化を持たせるだけで随分と気分は変わるものだ。

問題は『そんなホッとする余裕もないわ』って言う事なら、何か手放せる事、辞めてしまっても大丈夫な事をまず探す事だ。

人は習慣化してしまった事はなかなか変えられないが、笑顔が消え正気がなくなってまでする様な事は、身体や精神にとって毒でしかないと言う事に気が付くべきだと思う。

そうしてホッとした瞬間何気にやり始めた事、例えば体を動かす事だったり、鼻歌を口遊む事だったりしたならば、それこそがワクワクのヒントに繋がる。

鼻歌を口遊む事だったら、カラオケに行く事かも知れないし、何か楽器を演奏する事かも知れない。

カラオケだったとして、一人じゃなぁと何かと言い訳をしてしないのでは意味がない。

ワクワクの為なら、恥をかいてでもやるべきだ。

嫌、そもそも恥でもなく、そう言う観念を捨て去った方が良い。

残念ながら、恥ずかしいとか何かと自分に言い訳をして、ワクワクを黙殺している人を見かける。

人生を楽しもうと言う姿勢は、自分も他人も豊かにする事だと思うのだが…