亡国の世迷言 マラゴニア王国

マラゴニア王国は架空の国。マラカスの妖精マラゴンが治めている。

2017-01-01から1年間の記事一覧

問題は複合的な物だ。

どんなに心の学びを深めようとも、人は慣れない状況では少なからず取り乱すものである。 ただ理を理解して行けば、それが来ては去って行くものだと言う事を思い出し、比較的早く冷静になれる。 この世は何かと騒がしい、トラブルの種は手を変え品を変え休む…

実るほど頭を垂れる稲穂かな

優れた武士は、何人にも丁寧に向き合った。 相手が何万石と保有する大名であれ、病で瀕死の遊女であれ、媚びる事なく奢る事なく向き合った。 武士は知っている、己の心を惑わす者が自分自身である事を。 大名と向き合った時沸き起こる嫉妬が、遊女と向き合っ…

コントロールしない

流れに身を任せる。 抗わない。 流れに逆らうと、余計に体力と精神力がいる。 だから流れに乗って、悠々と生きて行こう。 でもここで言う流れとは何か? それは自分自身が持つ、生活リズムの事である。 もっと言えば、自分の気持ち、感情の流れの事だ。 いわ…

所詮は一つの考え方に過ぎない

ある考え方がどんなに正しくて、多くの人が共感出来る考え方であっても、所詮は一つの考え方に過ぎない。 それは絶対的でなく、移ろい行く事なのである。 この事はここで何度も言って来た。 もし仮に自分の考え方がそう言う事と大きくズレていたりすると、つ…

80%と20%

すっかり書いている気になっていたが、こんな肝心な教訓が抜けていた。 人はどんなに気に入られようと努力しても、精々80%の人々に好かれるのが関の山らしい。 つまり後の20%の人には、嫌われると言う事。 万人に受けいられると言うのは、不可能なのである。…

波であり、ゆらぎであり

久しぶりに続きを書く。 私が伝えたいと思う事の殆どを既に書いて来たし、日常の出来事を綴る事を目的にはしていないので、重複する内容になるかも知れないが、昨今の世界情勢が更に混沌として来た様に感じられるので、こんな時こそ私が指針としている考え方…