亡国の世迷言 マラゴニア王国

マラゴニア王国は架空の国。マラカスの妖精マラゴンが治めている。

諭す人が少ない

諭すとは物事の道理を、相手が理解出来る様に教える事、或いは気付かせる事だと理解している。

 

私は多少くどく思われ様とも、何かを人に伝えたい時、この諭す様な姿勢で臨む事を心掛けている。

 

私の両親は私と接する際、『諭す』とは程遠く真逆の頭ごなしな物言いをしていた。

 

それが反面教師となって、諭す姿勢を意識する様になった。

 

この行為は相手の理解度によって、著しく会話に時間がかかる場合がある為、忙しい現代社会では嫌われる傾向にある。

 

しかしその時間を惜しむが為に、つまらないミスが蔓延し、余計に様々なロスが生じているのが現状だ。

 

正に悪循環。

 

特に政治の世界では、この『諭す』姿勢がとても大切に感じるのだが、それが出来る人が少ない様に感じる。

 

相手の立場に立って相手に解る様に説明するには、深い洞察力、観察眼がいる。

 

その為にはまず、相手の言葉をよく聞かなくてはならない。

 

その為には時間がいる。

 

時間を作るのは、心の余裕だ。

 

ストレスを少なくするのは、やはり有意義な楽しい時間を過ごす事が大切だ。

 

その上で、相手を理解しようとする姿勢も持たないと行けないだろう。