クールビズで思う
クソ暑くなってきた。
そうなるとそろそろ、クールビズの季節だ。
クールビズ、今でこそ一般的になったこの言葉だが、かなり前時の環境大臣が音頭をとって導入した軽装スタイルだ。
暑い時は軽装で、初めこの制度?が推進され始めた時、何でこんな当たり前な事を、わざわざ政府が先頭に立って推し進めないと行けないのかと不思議に思った。
クソ暑い時に、スーツにネクタイでいる方が常軌を逸していると感じていたからだ。
脱げばいいやん、一々人にましてや政府に音頭をとってもらわなくても。
もしかして皆んなばかぁ?とまで思った程だった。
でもまーこれが大人の事情と言うか、暑いからと一人職場でネクタイを外せば、白い目で見られたり果てはイジメに発展しかねない、無言のプレッシャーと言う物がある訳だ。
文化とか、マナーと呼ばれる慣習は、時に首を捻りたく事が結構多い。
しかしこうして条件付けられた事と言うのは、なかなかどうして個人では避けにくい事なのだ。
やはりそう考えると、クールビズはなかなか英断だったかも知れない。
でも本当はそんな事を推進されなくても、気兼ねなく出来る社会であればと思うのだが…